いつも使っているお念珠の紐が切れてしまいました😲
(ちなみに浄土真宗では「数珠(じゅず)」とは言わず、「念珠(ねんじゅ)」と言います)
「お念珠の紐が切れるなんて不吉な…」と思われる方もおられるかもしれませんが、お念珠だってモノなんですから、紐が切れることだってあります。むしろ紐が切れるくらいたくさん手を合わさせていただいたと考えれば、不吉どころか有り難いことなのではないでしょうか。
私の場合、毎日使って、だいたい1年〜1年半くらいの周期で紐が切れてます。
お念珠の紐は仏壇店で修理していただけますが、私はいつも自分で修復してます。
新しいお念珠用の紐を適当な長さに切り、両端をカッターなどで削って木工用ボンドで固め、先の部分を細くします。これは、そのままだとお念珠の珠の穴に紐が通らないためにやる作業です。
お念珠の珠を通します。ここは簡単❗️
次に親玉に紐を通します。親玉は穴が3つあり、穴の中はTの字になってます。細ーい針金を使って紐の先に引っかけて、紐を引っ張るのです。
紐がT字路を通過しました。
もう片方も引っ張ってこないといけません。ここが一番の難所です。片方紐が通っているので穴が狭くなっており、もう片方がなかなか出てきてくれません。
通りました😌ここまでくれば7割方出来上がったようなものです(^-^)
別のお念珠の紐を用意して編み込んでいきます。紐の本数や、色などによって、出来上がり具合は変わってきます
編み込み自体は慣れれば難しいことはないです。一定のパターンで紐を動かしていくだけです。不器用な私でもそれっぽく編んでいけます。
適当なところで紐を結んで固定します。結び方もよく分からないので自己流です。
最後、先っぽをハサミで切って紐の長さを揃えて出来上がり😆
このお念珠は12年前結婚するとき、嫁さんがプレゼントしてくれたものです。星月菩提樹(せいげつぼだいじゅ)に、青色の珠は瑠璃(ラピスラズリ)です。星月菩提樹は最初はもっと白っぽい感じでしたが、この12年間私の手汗が染み込んだのか、良い色になってくれました(笑)これからも大事に使っていきたいと思います。
なもあみだぶつ。