今日の放送でちょっと心に残るシーンがありました。
「ひよっこ」について知らない人のためにサラッとおさらいを。
東京オリンピックが開催される昭和39年から物語はスタートします。主人公みね子(有村架純)は茨城県の山あいの村にある農家の娘。お父さん(沢村一樹)は東京へ出稼ぎに行ってましたが、あるとき突然行方不明に。高校を卒業したみね子は、父に代わって家族を護るため東京へ集団就職し、同時に父の消息を探る。東京では様々な個性豊かな人たちと、笑いあり、涙ありのドラマを繰り広げますが、ついに消息不明だったお父さんと2年ぶりに再会‼️ところがお父さんは不慮の事故から記憶喪失になっており、家族のことも、自分のことさえも覚えていなかったのです‼️(韓流ドラマみたい)
さて、今日の放送で、みね子は勤め先の洋食屋「すずふり亭」に父を連れて行きます。すずふり亭は、かつて出稼ぎ中の父が、記憶をなくす前にたまたま立ち寄り、料理長(佐々木蔵之介)に「いつか家族を連れて食べに来ます」と約束したお店でした。
父を連れて来たみね子に、おかみさん(宮本信子)は「よかったね」と声をかけます。
そして料理長はみね子のお父さんに、「また会えて嬉しいです」と言って握手を求めます。
しかし記憶をなくした父は、お店のことも料理長のことも覚えていません。握手をするのをためらいます。
すると料理長は、
「大丈夫です。私が覚えています❗️」
と笑顔で言われるのです。その笑顔と言葉にお父さんも安心したのか、料理長と笑顔で握手をされました。←ジーン😢
以上です😆
なんか、「大丈夫。私が覚えています」っていうのが、ちょっと阿弥陀さまのご法義(ほうぎ)とダブりまして…。
今私は毎日「なもあみだぶつ」とお念仏申し、ご法事などでは阿弥陀さまのお話をさせていただいておりますが、この先、たとえば私が記憶喪失とか、認知症とかによって、阿弥陀さまのことを忘れてしまうような身になるかもしれない。なもあみだぶつも忘れてしまうようなことがあるかもしれない。だけど、たとえ私が阿弥陀さまのことを忘れても、阿弥陀さまは「大丈夫。私はちゃんと覚えています。だから安心して」とおっしゃってくださる仏さまなんですね。
そんな阿弥陀さまのことをちょっぴり味わった今日の「ひよっこ」でした🐣
なもあみだぶつ。