あるお宅の満中陰(四十九日)法要にお参りしました。
亡くなられたご主人が島根県のご出身で、島根県からもご親戚の方がお参りに来られていました。その方が法要の終了後、法事饅頭(ほうじまんじゅう)を皆さんに配られました。私もいただきました。
島根県では、ご法事の席にこのような法事饅頭を配る習慣があるそうです。この饅頭はお店で買われたものだそうですが、蓮の花や下がり藤のイラストがプリントされていました。
亡くなった方は、ただむなしく人生を終えていったのではなく、浄土(じょうど)というさとりの世界に生まれ、清らかな仏さまになられたのだということを、このようなお饅頭によって表しているのです。
浄土真宗のご法事の席でこのようなお饅頭を配ることは、とても有り難い習慣だと思いました。
ちなみにお寺に帰って法事饅頭を初めて賞味させていただきました。モチモチした感じで、どことなく懐かしい味でした。個人的には白あんより普通のあんこの方が好きかな😊