5年生になった娘の参観日に行ってきました。
社会の授業でした。
先生が生徒に「今日の授業は、5年生の社会では何を勉強するかについてのお話しです」と前置きされて、「皆さんは5円玉に何が描かれてあるか知ってますか」と質問されました。
「えっ、5円玉?なんだっけ?」(←私💧)
正解はこれでした。
上半分に描かれているのは稲穂。
下半分にある横線は海。
そして真ん中の穴のまわりにあるギザギザは歯車。
稲穂は農業を表し、海は水産業を表し、歯車は工業を表しているとのこと。つまり5円玉には日本の代表的な産業がデザインされているとのことでした。
「5年生の社会では日本の産業を勉強していきますよ」という見事なオチでした。
それから先生が続けておっしゃったのが、
「この5円玉、昔は戦争のときに使われた大砲の火薬を詰める筒(薬きょう)を潰して作られたそうです。そこには平和な世の中であってほしいという願い。日本の産業が栄えてほしいという願いが込められています」ということでした。
う~ん、目からウロコの授業でした。
5円玉といえば、「財布の中に溜まったらジャマだなあ」とか、せいぜい「ご縁がありますように」くらいの意味しか見出せなかった自分が恥ずかしい😰
生徒さん達と一緒に勉強させていただいたありがたい5円、いやご縁でした。