本日、カープから4名の選手が来季の戦力外通告を受けました。その中の一人、土生(はぶ)翔平外野手は広島広陵高校出身で、11年前夏の甲子園準優勝を遂げたチームのキャプテンでした。当時のチームメイトには、現カープの野村祐輔投手、上本崇史内野手、巨人の小林誠司捕手がおります。佐賀北との決勝では、エース野村投手が8回に逆転満塁ホームランを打たれ、4−5で惜敗。高校野球史に残る決勝戦になりました。
実は私、その試合を甲子園で生観戦しております😆
力投する野村投手。
スコア。優勝目前だったのでとても悔しかった😭
準優勝楯をもっているのがキャプテン土生選手です。
カープでは分厚い外野陣の一角になかなか入ることができず、一軍でのチャンスにもなかなか恵まれませんでした。個人的に思い入れのある選手なだけに、今回の戦力外には残念な気持ちでいっぱいです。おそらく同じように思っておられるカープファンも多いのではないでしょうか。
現在のプロ野球では、1チームの支配下登録枠(一軍・二軍の全選手の数)が70名と決まっているので、ドラフトなどで新しい選手を獲得するためには、その分支配下枠を空けなければなりません。例えば新人や新外国人を10人獲得しようと思ったら、10人クビ(引退選手含む)にしなければなりません。そのためこの時期に「あなたとは来年の契約をしませんよ」という戦力外通告が行われます。これは仕方のないことです。
三願の礼で迎えられた選手が、あっさりクビを切られるということもあります。厳しい世界です。
戦力外通告を受けた選手には、第二の人生に向けて頑張ってほしいです。
そんな中、阿弥陀如来の摂取不捨(せっしゅふしゃ)のお心を少し味わってみたいと思います。
十方微塵世界(じっぽうみじんせかい)の
念仏の衆生(しゅじょう)をみそなわし
摂取(せっしゅ)して捨てざれば
阿弥陀(あみだ)と名づけたてまつる
阿弥陀さまは私を摂(おさ)め取って決して捨てないという仏さまです。逆に言えば、摂(おさ)め取って決して捨てないという仏さまを阿弥陀さまと言います。摂取不捨(せっしゅふしゃ)は阿弥陀さまだけが持つ特別なお徳であります。
どんなことがあっても決してあなたを捨てない。決してあなたを一人にはしない。だから安心してまかせてくれよとはたらいてくださいます。
適切な言い方ではありませんが、私たちが阿弥陀さまから戦力外通告を受ける(見捨てられる)ことはありません。
私の人生、いつでもどこでもどんなときでも、阿弥陀さまのお慈悲の真っ只中です。
なもあみだぶつ。