【日時】 ５月26日(土)お昼1時半〜3時半
【場所】 正廣寺本堂にて
【ご法話】神戸市 照光寺 津守秀俊師
永代経（えいたいきょう）とはご先祖の総法事です。
一言で先祖といっても、私のご先祖って何人いるのでしょう？
私にはお父さん、お母さんがいます。おじいちゃん、おばあちゃんは4人です。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんは8人。ひいひいおじいさん、ひいひいおばあさんは16人…。そうやってさかのぼっていくと、10代前で1024人。20代前で104万人。30代までさかのぼるとおよそ10億人…。
私たちは「先祖」と一言ですませがちですが、実は数え切れないほどのいのちのつながりの中で、こうして人としていのちをいただきました。
人間として生まれることは難しく、まして人間に生まれ仏さまのみ教えに出遇（であ）わせていただくことはさらに難しいことである、といわれます。
「だったら、こうして生まれ難い人間に生まれ、遇難（あいがた）い仏法に出遇（であ）わせて頂いたことをよろこびましょうよ。後の世代にもちゃんと伝えていきましょうよ」というのが永代経の意義であります。
この度のご講師様は、公私ともとてもお世話になっている私の大学時代の先輩に遠路来て頂きます。昨年夏に家族旅行で寄せて頂きました。楽しいご法話をお聴聞させていただけることと思いますので、どうぞお誘い合わせてお参り下さい。どなたでもお参りできます。
なもあみだぶつ。
