1月14日から16日まで、廿日市市地御前の西向寺様、正行寺様の御正忌(ごしょうき)法座にてご法話をさせていただきました。寒い中、夜のご法座もありましたが、ご門徒の皆さまが熱心にお聴聞くださり、大変有り難いご縁でした。
西向寺様の境内一面を覆う、樹齢300年以上の天井松。雪が降っても松が屋根代わりになり、山門から本堂まで雪を踏まずに行くことができるのだとか。間近で見ると圧巻です‼️
誰かがネットで蓮華松と紹介したため、いつの間にか蓮華松という愛称にもなったそうで、「歴史はこうして塗り替えられるんですね」と坊守(ぼうもり)さま(住職の奥さん)がおっしゃってました。
正行寺様。お寺の皆さまとご門徒さんがとても仲の良い、アットホームなお寺様です。
空いた時間に近辺を散策してみようと思い、JR廿日市駅近くにある洞雲寺にお参りしました。
洞雲寺は、1487年に厳島神主・藤原教親によって、菩提寺として建てられた曹洞宗のお寺です。境内を上がると、厳島合戦で毛利元就に敗れた大内家の重臣・陶晴賢(すえはるかた)のお墓などがあります。毛利元就ファンの私としては非常に心躍ります。
厳島合戦で元就の奇襲にあった陶晴賢は、その場で自刃し、桜尾城において首実検の後、この洞雲寺に葬られたということでした。
洞雲寺から車で5分くらいのところにある桜尾城跡にも行ってみました。
少し高台にあり、今は桂公園という公園になってました。夕暮れでしたが、子ども達が遊具で楽しそうに遊んでました。